一つのキットで、10種類のモデルを製作可能!Pythonもいけるよ

 Ultimate2.0は、Makeblock社の説明によると、機械や電子工学のエンジニア、教師学生など本格的にロボティクスを学びたい人向けに開発したMakeblockのロボットキットシリーズのフラッグシップモデルです。他のモデルと比べると簡単言えば、色々つくれるぜ!最上位モデルという所でしょう。

mBot(8歳以上)→mBot Ranger(12歳以上)→Ultimate2.0(15歳以上)

確かにArduinoとRapsberryPiの両方に対応できるなど、かなりの互換性を有している為に、これだけで、かなりのレベルのプロトタイプを作る事が出来ますね。価格は定価55000円くらいだそうですが、現在では、アマゾンで4万円位。メルカリとかヤフオクでたまに2万円くらいで新品状態の出品に遭遇します。私もメルカリで2万円くらいで新品を購入しました(笑)

Ultimate2.0 ロボットキットの内容

 このサイトは、Makeblock社から特に報酬ももらっていない、アフェリエイトもしていないMakeblockユーザーが作っているボランティアサイトです。

とはいえ、Makeblock社のSTEM教育ツール活用情報ブログを標榜している以上、ネットの情報をコピペするのではなく、サイト管理人の私が自腹で製品を買って、仕事が終わって、娘を寝かしつけた後、夜な夜なやっている状況です。

 という事で、Ultimate2.0は、高額なので、購入に躊躇しまくりでしたが、運よくメルカリで2万円くらいで新品出品されていたものに遭遇したので、思い切って買いました。バーテンダーロボット作りたい気持ちが強かったです(笑)

キット内容の説明

俺、頑張っている自慢はこのくらいにして、Ultimate2.0のキット内容を見ていきましょう。凡そ、80種類のパーツ!

Makeblockのフラッグシップロボットキット、Ultimate2.0のパーツ写真

※出典:Makeblock社HP https://www.makeblock.com/

 

ネジとか小さい金属部品なんて、数が多すぎて、パーツボックスに入れられています。箱の重量も重いです。子供にクリスマスプレゼントに買ったら、一生尊敬されるだろうなあ。

Ultimate2.0ロボットキット内容の特徴ですが、

制御基板は、MegaPi

「MegaPi」と呼ばれる制御基板がついています。mCore(mBot制御基板)Auriga(mBotRangerの制御基板)と同じく、Arduinoベース(Arduino Mega2560)です。ステッピングモーター×4とエンコーダーモーター×4またはエンコーダモーター×4とDCモーター ×8を同時に接続可能 強力なモーター駆動能力を備えています。

※出典:Makeblock社が出している 組立説明図より

 

RaspberryPi通信ポートが左上にありまして、そのポートにRaspberryPiピンを指すと、ハードウェア的には接続完了になります。

MakeblockのMegaPiとRaspberryPi合体画像

※出典:Makeblock社HP https://www.makeblock.com/

 

ラズベリーパイパイの開発環境を使って人工知能(AI)プログラミングなどで注目を集めている言語Pythonを使う事が可能です。C言語風の Arduinoスケッチ、以外に、プログラミング学習のへ活用する幅が広がります。

制御基板上にはセンサーは搭載されていない

mCoreもAuregaも基板上にセンサーがいくつか搭載していましたが、このMegaPiには搭載されていません。このキットには、mBotやmBotRangerに標準でついていた超音波センサーとライントレースセンサーに加えて、ジャイロセンサーモジュールとリモートレリーズモジュールが搭載されています。

ジャイロセンサーモジュールは、ロボットの姿勢・運動制御に不可欠です。Ultimate2.0のセルフバランスロボットの際には必要なセンサーで、3軸加速度計・3軸各速度計と信号処理ICで構成されています。

MakeblockのUltimate2.0についているジャイロセンサーモジュールの画像です。

※出典:Makeblock社HP https://www.makeblock.com/

リモートレリーズモジュールは、一眼レフカメラの自動撮影の為のモジュールです。ハイスピード撮影や定点撮影、タイムプラス撮影に活用できます。。と説明書には書かれていますが、まだ、具体的にどんな使い方するか、これを書いている時点では、私、理解できてません(笑)カメラのシャッターとオートフォーカスをコントロールできるようです。

※出典:Makeblock社HP https://www.makeblock.com/

 

RJ25接続アダプタは、RJ25ポートを6ピン(VCC,GND,S1,S2,SDA,SCL)に変換してくれます。サーボモーターや温度センサー、I2Cインターフェースの市販センサーなどに対応してくれます。 mBotの拡張アドオンパック、サーボパックにも同梱されているものですね。

電源は、単三電池6本

MegaPiの入力電圧が、6V-12Vです。単三電池1本1.5Vですので、直列に繋げると、mBotやRangerのように4本だけだと、6Vなので、電圧足りなくなる場合も出てくる為、6本の電池パックが付属されています。

シャフトの固定に寸切りネジを使う

機械工作をお仕事にされている人ならすぐに分かりますが、そうでない人には、意味わかりませんね。こんな感じでシャフトと他の機構部品を止める時に、機構部品に穴が開いていてそこに寸切りネジを入れて、中心のシャフトを固定する時に使います。本格的ですな。Ultimate2.0。

※出典:Makeblock社HP https://www.makeblock.com/

プラスチックリベットが同梱

穴に挿入して押し込むと、押し込んだ側先が広がって外れないようになるもの。↓の画像で言う所の、右のが押し込む前、左が押し込んだ後です。Makeblockの機構部品の穴に入れた後押し込むと、外れないようになります。Makeblockの8×16 LEDマトリックスのLED基板と半透明カバーパネルを固定する時にも登場しました。

プラスチックリベットの画像
プラスチックリベット

Ultimate2.0の最大の特徴は、モーター制御の幅が広がる事

Ultimate2.0の特徴は10in-1つまり、10個のロボットモデルを作る事が出来るというものですが、ハードウェアの機能という意味でいうと、mBot,mBot Rangerとの最大の違いは、MegaPiの強力なモーター制御機能です。同時に10個のエンコーダーモーター、または、8個のステッピングモーターを制御する事が可能です。

Ultimate2.0の制御基板、MegaPiのポート説明図

出典:Ultimate2.0同梱の組み立て説明書より



エンコーダーモーターは、モータの回転数を正確に制御できます.そのため,ロボットなどの精密を要する機器には必要不可欠です。mBotのアドオン拡張パックサーボパックに入っている、マイクロサーボモーターよりも、よりパワフルなモーターが、このUltimate2.0に入っています。

これにより、より複雑な機構のロボット、3Dプリンタなどを製作する事が出来るようです。ちょっと、マニアックかな。ここまでくると、子供のロボットプログラミング教材の域は超えて普通に高校・大学の工学の授業とかで使えると思います。

私の本業は、様々なIoTハードウェア製品を開発する仕事ですが、稼働する機構部分のプロトタイプを作る時なんかにも、普通に使えます。
このUltimate2.0 は、小学生高学年でも、ちょっと厳しいかも知れません。そもそも、パーツを組んでいくと、それなりに重くなります(笑)中学生~大学生、社会人にとっては、かなり楽しめるキットです

Ultimate2.0 ロボット 10モデル

Ultimate2.0で作る事が出来るモデルですが、mBotの各種アドオンパックや、mBot Rangerを購入した後(私のような人)にとっては、Ultimate2.0の10個のモデルの中の、いくつかは「かぶる」ので、mBotを購入した後に、さらに色々なモデルを作りたいという欲求が発生した場合は、mBot拡張パックやmBot Rangerを買っていくよりも、先に、Ultimate2.0の購入検討をてしまった方が良いかも知れません(笑)

Makeblock Ultimate2.0で作る事が出来るモデル10個の画像

出典:Makeblock社の資料より


こんな画像が、ネットのそこかしこに掲載されています。

↑のモデルをよく見てみると、mBotの拡張パックや、mBot Rangerで作る事が出来るモデルと重複するものがいくつかあります(全く同じではないにせよ、凡そ同じ動作をするという意味)

Ultimate2.0のSelf-balancing Robot/Detecting Robot/Rolling Tankは、mBot Rangerの3つのモデルとほぼ同じです。むしろ、mBotRangerのモデルの方がカッコいいくらいです(笑)

mBotRanger 3モデル画像

出典:Makeblock社の資料より

 

RoboticAntは、mBot 機能拡張パーツキット Six-legged Robotで実現できます。

 

mBot 機能拡張パック Six-legged Robot

 

そうやって考えると、Ultimate2.0のキットならではのモデルは、アームタンクバーテンダー・カメラドリー・3DキャプチャーA/B・カタパルトの6種類(もちろん自分で考えれば、モデルは無限ですが)ですね。まあ、この6種類が作れるだけでも、結構お得だと思います。半田付けが必要とはいえ、ラズパイにもつながるし。

各モデルを組み立てて、動画撮影して、詳細レビューしようと意気込んでいましたが、バーテンダーロボット作製で、3時間かかったので、ちょっと心が折れました。なので、とりあえず、Makeblock社の公式動画でいいやという感じになりました。すんません。以下、Makeblockd社のYoutubeチャンネルより引用です。