mBotには、Makeblock社が考えた拡張モデルを組み立てる為のアドオンパック(Add-on-Pack)が3種類発売されています。

■サーボモーターを取り入れたロボットを作ることが出来るServoPack(サーボパック)

 

光センサーと音声センサーを取り入れて、手軽にインタラクティブな機能を持ったロボットが実現できる Interactive Light & Sound Pack(インタラクティブ ライト&サウンドパック )

mBot 機能拡張パック 光センサー

■タイヤの部分を機構部品に変えて、蟻のような動きをするロボットなどを作ることが出来るsix-legged Pack(シックスレッグパック)

mBot 機能拡張パック Six-legged Robot

各パックで3つのロボットが作れますので、全部買うと9種類、mBotの機能を拡張する事が出来ますね。このページでは、Interactive Light & Sound Packを紹介します。

mBotに音声センサー・光センサーを追加させる

mBot 機能拡張パック Interactive Light & Sound Pack では、mCoreのポートに接続できる各種拡張センサーモジュールの中で、「光センサー」「音声センサー」を使って、暗くなったらLEDがつくとか、音が鳴ったらLEDがつくというような、センサーの値が変わったら、何かしらのアウトプットを示す、ということが出来ます。

パーツとしては、このようなモノが入っています。光センサーは、mCore上にも搭載されていますが、ここでは、拡張モジュールとして、光センサーが入っています。

光センサー

me 光センサー画像

※出典:Makeblock社HP https://www.makeblock.com/

光センサーは、周辺の明るさを検出します。数値としては、0(真っ暗)~500(明るい)の範囲で出力が出来ます。夜や暗い部屋だと大体0~100、室内の電気がついているところで、100~500位です。モジュールについている印が「黒ポート」ですので、mCoreの制御基板の黒い接続ポート(3か4)に接続します。拡張パックでは、この光センサーを使って、スマートライトや光追跡ロボットの制御プログラミングをする事が出来ます。

サウンドセンサー

me サウンドセンサー 画像

※出典:Makeblock社HP https://www.makeblock.com/

サウンドセンサーは、周囲の音の大きさを検出します。音の大きさを、0(静か)~250(うるさい)の数値で出力します。光センサーと同じく、黒い接続ポートに接続します。拡張パックでは、スマートデスクライトで、音声コントロールに使ったり、音声の変化に反応する、サソリロボットなどに活用されます。mBot Rangerでは、制御基板のAurigaに搭載されているセンサーですね。

RGB LEDモジュール

me RGB LED モジュール画像

※出典:Makeblock社HP https://www.makeblock.com/

RGB LEDは、R(赤)G(緑)B(青)の値を制御して、色や明るさの設定をすることが出来ます。mCoreの黄色い接続ポートに接続出来ますので、1~4のポート全てに対応しています。

mBot機能拡張パック 光&サウンドパックの3つのモデルをレビュー

スマートデスクライト

スマートデスクライトは、mBotを一度全て分解して組み立てます。モーターを使って動いたりはしないので、見た目的には地味ですが、一般のセンサー付きの照明家電などの仕組みの一部を学ぶことが出来るので、地味ですが、面白いモデルですね。

スマートデスクライト 画像スマートデスクライトの入力センサーは、サウンドセンサーと、ライントレースセンサーです。Makeblock社ののHPからダウンロードできるサンプルプログラムですと、ラインフォロワーセンサーにタッチ(日々を近づける)をすると、タッチした時間に応じて、RGB LEDの明るさが変わるタッチモードと、音声に反応してLEDが点灯し6秒後に消えるというデモが出来ます。

例えば、上のスマートデスクライトだと、音声センサーを3番ポート、ラインフォロワーセンサーを1番ポート、RGB LEDを2番ポートに接続すると、4番ポートが余りますのその4番ポートに光センサーを追加すれば、周囲の明るさに応じて、LEDの色を変えるといったプログラムも可能になりますね。

サソリロボット

サソリロボットは、mBotを分解せず、後ろの部分にサウンドセンサーとRGB LEDをつけた「尾っぽ」をつけて、mBotをサソリのようなモデルに拡張したロボットです。

mBot サソリロボット全体画像

キットについている説明書には、「弓なりのしっぽをmBotの後部に追加する事で、重心が後ろに下がり、簡単に頭をあげられるようになります」と書いてあります。確かに重心が後ろに行くので、ちょっとした凸面を走行しようとすると、すぐにmBotが上を向きます。これはこれで動きとしては面白いかも知れませんが、走行を続ける際は、それを手で元に戻すのが面倒で、色々なプログラムを試すというモデルには、ちょっと向かないかもしれません、プログラムの制御する要素だけで言うと、尾っぽの機構が無くても大丈夫なので(笑)

この動画は、音を鳴らすとびっくりして走行方向を変えるサソリをイメージしてプログラムしました。

プログラムとしては、静かな時(>299)は、まっすぐ走行して、音が鳴る(300<)と音声センサーで検知して、乱数でランダムに方向を変えるというプログラムです。mCoreにプログラムアップロードしますので、mCoreのスイッチを押されるまでは、動かないようにしています。

サソリロボ サンプルプログラム

 

光追跡ロボット

光追跡ロボットは、音声&光センサーパックの中で、一番組立が簡単です。mBotの基本モデルを分解せずに、光センサーを2個追加で2個取り付けるだけです。

mBot 光追跡ロボット 取り付け画像

光追跡ロボットは、左右に取り付けられた光センサーの値によって、mBotを右方向に進めたり、左方向に進めたりするような動くをプログラミングさせることが出来ます。

 

この動画のですと、左右の光センサーの値を比べて、値が大きい=明るい方のLEDが光り、その方向にmBotが向かうようなプログラムで動かしています。モーターの出力の調整をしていないので、LEDを見るとしっかり左右に光を検知されているので、光センサーは問題ないですが、右方向に行く場合に、上手く追跡してくれませんでした。これは、プログラムの問題というよりは、モーターとタイヤに合わせて、モーターの出力を調整する必要がありそうですね。

プログラムはこちらです。MakeBlocks社のHPに公開されているサンプルコードを少しアレンジしました。

光追跡ロボットのデモの為のmBlockサンプルプログラム

 

mBot 機能拡張パック 音声&光センサーパックは、他の拡張パックに比べると、センサーの値の入力を色々とアレンジしながら、様々な制御-LEDを光らせたり、モーターの動きを変えたり-が出来るので、応用的なプログラミングをするのにもってこいの拡張パックです。