MakeX2019のオートマティックステージにおける個別ミッション(青・赤チームそれぞれが単独で取り組むミッション)は全部で6個(M1~M6)あります。このページでは、M3:ミッション3の「Aging Power Plant:老朽化した発電所の解体」、M4:ミッション4の「Chimney Dismantling:煙突解体」の規定を解説します。
 ミッション3・ミッション4は、共に、アリーナ上に設置された障害物を処理するミッションです。ミッションの規定自体は非常に単純なものですが、実際にシングルマッチを行う上では、注意すべき落とし穴が存在します。

MakeX2019 ミッション3と4の設置エリア

MakeX2019_ミッション3、4の設置エリア画像

ミッション3、ミッション4のエリアは、アリーナ上の上端部分です。上記の図を見てもわかるように、ライントレースして、各障害物に、突入していく事を想定した白線の形状になっていますが、スタートエリアから直線的に突進していく方法でも、対応できるといえばできます。

ミッション3「発電所解体」

ミッション3の要件

ロボットは発電所の解体を成功させるために3台の発電機を図2の初期状態から、図3の状態に青いメタルバーを動かす必要があります。移動のさせ方は、mBotに機構メタルパーツを取り付けて、そのパーツを、「発電所」に当てて移動させるのが現実的です。

図2_ミッション3_発電所初期状態

図2_ミッション3_発電所初期状態

図3_ミッション3_発電所解体状態

図3_ミッション3_発電所解体状態

 

ミッション3の得点条件 

このミッションでは、1つのメタルバーをクリアする毎に個別ミッションポイントが20ポイント与えられます。クリアの為の条件は以下の通りです。

1.発電機(青のメタルバー)の底が、白いメタルバーに触れていれば、1本につきそれはそれぞれ20ポイント、3本全て触れれば、60ポイントが得られます。

MakeX2019_M3解体状態図

MakeX2019_M3解体状態図

 

2.スイッチが上図の状態になった時点で、ポイント加算。

3.ロボット以外のものが接触したことによって、上図の解体状態になった場合は、加算されません。(アリーナ周囲にある枠は除く)

ミッション4「煙突解体」

ミッション4の要件

ロボットは煙突解体を成功させるために図1の初期状態から、図2、または、図3の状態に煙突を倒す必要があります。基本はロボットを突撃させることで対応可能です。

図1_MakeX2019_ミッション4_初期状態

図1_MakeX2019_ミッション4_初期状態

 

MakeX2019_ミッション4_解体状態
 

ミッション4の得点条件 

1、↑の図2・図3のように、.煙突のトップ部分がアリーナ・枠のいずれかの部分に触れている限り、ミッションは60ポイントを獲得できます。

2.煙突が上記の状態になれば、直ちに得点できます。煙突のの最終状態はスコアに影響しません。

 

ミッション3・4のクリアの為のワンポイントアドバイス

 このミッションは、MakeX2019の大会用のアドオンパックに付属している、メタルパーツや、Makeblock社製のメタルパーツをmBotに取り付け、それを障害物をぶつけることで、クリアすることが可能です。
 クリアには、mBotを突進させるやり方もあれば、サーボモーターを使って、障害物の場所で、機構パーツを動かすして障害物にぶつける方法があります。
 メタルパーツの取り付けに関しては、マニュアルステージのミッション10におけるロボットによる障害物の移動にも関わってくるので、そこも踏まえた設計を試行錯誤していく必要があります。ここは、プログラミングというよりかは、機構設計ですね。

 尚、このミッションでは、起こりうる状況として、ロボットを突進させた結果、ロボットが、障害物に引っ掛かって動かなくなり、再スタートを要求する状況があります。
 この場合、審判に再スタートを要求すれば、選手はロボットを取り出すことが出来るのですが、その時に、ロボットが、障害物(発電所、煙突)に触れている状態で、ロボットに触ると、障害物への間接接触とみなされ、それ以後、その障害物は無効になり、例え再スタート後に、ミッションをクリアしたとしてもポイントが加算されません。
 特にミッション3でその状況に陥りやすいので、選手・メンターは十分注意する必要があります。

サーボモーターの活用方法
参考記事:サーボモーターを使ってMakeXの障害物ミッションの攻略

このページの規定は、当サイト管理人が、MakeX2019公式ページ( http://makex.io/en )にあるルールガイド(2019 MakeX City Guardian Technical Guide V1.1)を翻訳し、咀嚼し、一部は、MakeX.ioの本部に問い合わせたうえでの解説になりますが、各予選大会ごとに、細かい部分は、その大会独自の規定になる可能性があるため、あくまでも参考としてお読み頂き、不明な点があれば、必ず参加する大会の運営本部にお問い合わせ下さい。本ページに関しての記載事項と参加する予選大会・世界大会での適用される規定とが違ったとしても、当サイトは一切その責任は負いません。