STEAMベースとは?

 STEAM教育勉強会「STEAMベース」は、有志で集まって、LT(自由参加のライトニングトーク)と、教材・プログラミング作品持ち寄り体験会&交流会を行う、非営利の活動です。
 STEAMベースの特徴は、勉強会というよりは、「STEAM教育」というキーワードで繋がる、コミュニティ。参加する目的はそれぞれですが、同じキーワードに関心のある者同士であれば、自然と会話も弾みます。交流会の際は、それぞれが持ち寄った教材や、教えている生徒さんの作品披露が、さらにその場を盛り上げてくれます。
 このページでは、2020年1月18日に開催された第三回目の報告を行っています。
 会の事前情報は、こちらの告知ページをご参照ください。
STEAM教育勉強会「STEAMベース」#3@世田谷ものづくり学校

第三回目の開催報告

スポンサーで、世田谷ものづくり学校様にご協力頂きました。

 1月18日(土)15時~ 東京では今年初の雪が降るという微妙な状況で、東京、世田谷の「IID 世田谷ものづくり学校」で、STEAMベース#3を開催しました。

 開催にあたっては、会場スポンサーとして「世田谷ものづくり学校」の石塚さんに、ご協力頂きました。

石塚さんの「世田谷ものづくり学校」の紹介LTの様子。世田谷ものづくり学校は、NPOや第3セクターではなく、「株式会社」として運営されているそうです。「産業振興」「地域交流」「観光拠点」をキーワードに、しごと・まなび・あそびの3つの要素が交わるコミュニティ運営をされています。

また、このSTEAMベースのことを世田谷ものづくり学校さんにご紹介頂き、今回のイベント開催に多大にご協力いただいたのは、あの、mBotのパイオニアである、世田谷ハツメイカー研究所の久木田寛直さん。クッキー(久木田さんのこと)ありがとう!!

 

小学校先生から外資3Dプリンターメーカー営業さんまで、10名の熱いLT!

基調LTは「 STEM/STEAM教育、プログラミング教育を通して 大事にしているコト by 久木田さん@世田谷ハツメイカー研究所etc..」

今回、基調LTとして、お願いしたのは、デザイン事務所を経営しつつ、駿台電子情報&ビジネス専門学校 講師&一般社団法人STEM教育協会理事&世田谷ハツメイカー研究所代表の久木田寛直さん。

ご自身で、様々な層の生徒さんにSTEMやプログラミング・ものづくり教育を実践されている中で大事にしている事を3つにまとめてお話下さいました。

大事にしているコト
・コミュニケーションを知る
・無意識を意識する
・素材を活かす

個人的に印象に残った話は、普段の会話では、日本語なのに日本語が通じない(上手くコミュニケーションが取れない)生徒さんと、一緒にものづくり活動に取り組んだ結果、次第にコミュニケーションが取れてきたという部分。「ものづくりを通じてコミュニケーションがなじんでくる」という言葉は非常に印象深い言葉でした。

一般LTでも、多彩な方の話が聞けました。

1:個人としてのプログラミング教育のサポート事例報告 by 豊田さん

豊田さんは、通信会社の研究職というお仕事の傍ら、CoderDOJOや様々なものづくりコミュニティやイベントに参加し、サポートを精力的に行う鉄人です。個人的にも様々なプログラミング教材ガジェットをお持ちで、その中でも、活躍している教材をご紹介してくださいました。

2:文系父さんが、STEAM教育に片足突っ込んでしまった話 by きのぴいさん

きのぴいさんは、小学生のお子さんを持つパパ。お子さんがプログラミングに取り組むのに、自分が取り組まないのはおかしいという事で、ご自身で様々な活動・コミュニティの活動をされています。またユカイ工学さんの製品が大好きで、好きすぎて、ユカイ工学の社長さんから製品の活用方法などの質問を受けるまでになったという振りきった活動をされています。

3:なぜ、STEAM教育にドローンが使われているのか  by よしえさん@世界最大のドローンメーカー

よしえさんは、ドローンメーカーに勤める傍ら、休日は、様々なイベントで、プログラミング講師として活躍されています。
ドローンが小学校の授業で使われる理由としては、
1. すぐに動く、正確に動く
2. 「社会」と紐付けやすい
3. 子どもたちの興味を惹きつけやすい
といった話をしてくださいました。

4:クラブでmBotを取り入れてみた by 岩崎さん@小学校先生

岩崎さんは、小学校のパソコンクラブの担当として、mBotを取り入れた活動をされています。小学校でロボットプログラミングをするにあたっての難しさ(時間の制約・人数分のロボットが無いetc..)をお話し、この交流会でも、色々な人の意見が欲しいという事でLTしてくださいました。
こういった、事例紹介だけじゃなく、困っている事をLTして、交流会の時に参加者から、色々な意見がもらえるというのも、STEAMベースの特徴です。

尚、mBotを取り入れる中で、クラブの本来の目的である「異学年交流」には、非常に効果があったとのことです。

5:VEXロボティクスの紹介 by 市川さん@三英

市川さんは、世界最大級のロボットコンテストを開催しているVexロボティクスを日本でも普及させる活動をされています。VEXは大人が教えることがないSTEAM教育の教材。 困っている状態でも子どもたち同士で解決を目指すことを目的にしている。
その理念は、
・Student Centerd:生徒が自分たちで考える事が大事。大人は手助けしないでぐっと我慢。
・GirlPowerd:女性へのSTEAM教育の啓蒙。

といった話をしてくださいました。熱い、熱すぎるぜ!

6:STEAM教育x3Dプリンター by 小山さん@XYZプリンティング


3Dプリンター業界から見た教育業界についてのお話と、小学校での活用事例をお話してけました。ロボットのブロックなどで、用意されて無いものを自分でつくるというアプローチがあり、その中で3Dプリンターをひとつの手段として用意した事例が印象的でした。

7:マインクラフトの大会に向けての取り組み by 上倉さん@慶應SFC

上倉さんは、大学一年生。高校生の時から小中学生にプログラミングのワークショップをすると言う巨人です。マインクラフトを使った授業についてお話下さいました。 MinecraftEducationEditionは、プログラミング要素や元素ブロックがあって教育用に向いているそうです。LTしながらデモンストレーションも披露してくださいました。

8:パターンタイル画×Scratch の教材 by 井黒さん@ファブラボ世田谷

エッシャーをヒントに思いついたワークショップの話、 紙を切って絵にする。ここまでアナログですすめつつ、 adobeCaputureで取り込み、色をつけておくとScratchで色の効果が使えるといったお話で、実勢にデモンストレーションをして頂きました。

9:深センから見た世界のSTEAM教育 by渡辺さん@深セン

最後は、もはや恒例となった、深センとWEB会議で繋げてのリモートLT。登壇者は、深センでSTEAM教育に取り組んでいる渡辺さん、中国在住16年。
アメリカの科学リテラシーは低いが、それを国の政策によって転換させていった。
シンガポールでは12歳で、人生を決めるようなPLSEというテストを行う ここで、大学進学か職業技術系かが分かれる むしろ職業技術系の進路でSTEAM教育に力を入れている。また、平等にSTEAM教育を提供するのではなく、合理的な人材活用手段として実施しているといったお話をしたくださいました。

熱いな、熱すぎるなLT。

教材体験会&交流会

交流会では、様々な教材や作品を持ち寄ってみんなでワイガや。これが最高に楽しんだなあ~。アルコール度数は低めに抑えてます。