Codey Rockyは他の機器・サービスと連携し機能拡張が可能

前回(Codey Rockyの特徴1)では、Codey Rockyのコンセプトや、基本的なスペック、mBlock5の特徴を中心にレビューしました。今回は、Codey Rockyの連携機能を中心に見ていきたいと思います。

AI機能 ーCodey Rocky単体でなく、PC(mBlock5)を経由して対応ー

Codey Rockyの製品紹介では、AI対応ということが結構目立つ感じで謳われております。製品紹介を見た感じだと、Codey Rocky自体がAI対応で、「顔の表情認識」「顔を見ての年齢推定」「音声認識」「文字認識」というような印象を持ってしまう方も多いかも知れません。私も一瞬そう思いました。

ですが、Codey Rocky単体で上記のAI機能を持っているか?というと、そうではないです。AI機能を使うには、Codey RockyをプログラムするためのPCソフトウェア「mBlock5」がどこかのサーバーに実装されているAIアプリケーションに接続して、そこでの判断結果をmBlock5に返して、mBlock5のスプライト(PC画面上に)に表示させるか、さらにmBlock5からCodey Rockyに結果を転送させてLEDで表示させるということになっていると思います。まあ、つまりなんですが、、Codey Rockyを買わなくても、mBlock5をダウンロードして、AI機能は体験できます(笑)

Codey RockyのAI機能の実際の概念図

※Codey RockyでのAI体験では、このイメージ(仕組み)を理解する事がかなり重要と思います。(私見ですが)

ちょっと驚いたのが、このmBlock5には、画像認識をより正確にさせるための機械学習も体験できる点です。これは、ちょっと驚きました。技術的にすごいというよりは、機械学習を通じて、AIを自分で作ることができるという体験を、子供(あるいは技術に詳しくない大人)でも簡単にできる事が、何というか、凄くびっくりしました。AIがどうやって賢くなるのかのイメージを掴むのに、かなり役に立つソフトウェアだと思います!

あくまで、最先端の技術に子供のうちから触れてもらうという目的で、Codey Rockyを「子供さんがAI的なものに触れる初めての機会」というような位置として、Makeblock社も考えているんじゃないでしょうかね。

AIというのは人じゃなくて、機械でもいろいろなことを判別してくれて、その技術というものは、すでに特別なものじゃないし、その簡単なAIを使って、色々な事をロボットにさせる事が出来るんですよ、というような事を理解してもらうには、非常に良い機会になるんじゃないかなと思います。

特に、「AIを使ってロボットに何かをさせる」という事を子供のころから習慣づけさせるのは、かなり重要な事だと思います。プログラミング学習教材であるCodey Rockyにその環境を持たせているという事がいいですよね。下は、簡単な機能紹介です。

mBlock5による音声認識

mblock5による音声認識は、当然ながら、日本語には対応していません(笑)。2019年1月7日現在では、中国語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語対応です。英語で「Hello」と言って試してみたのですが、何回やってもエラーなりました。うーん、私の発音が悪いのか、PCのマイクか?スクリプトか?ちょっとよく分からなかったので、ここはパス。。(笑)

mBlock 音声認識ブロックスクリーンショット

mBlock5による画像認識 ー年齢識別ー

mBlock5で、年齢を識別することが可能です。こちらは、かなり良好で、すぐに出来ました。下の動画は、mBlockパンダスプライトに、AIで判別した自分の年齢を言ってもらう簡単なプログラムの実行結果です。私41歳ですが、大分若く見られるようです(笑)

mBlock5による画像認識 ー表情識別ー

表情認識もできますが、私のようなオッサンの表情の動画をここで載せると、苦痛を感じる方もいるかと思いますので、Makeblock社の動画を引用します。

※出典:Makeblock社HP https://www.makeblock.com/

mBlock5による画像認識 ー文字認識ー

文字認識も、音声認識と同様に、英語・中国語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・スペイン語対応です。だから、日本の販売サイトでは、文字認識の機能ありっていうのが謳われていないんですね。下の動画は、手書きで書いた「Hello」をスプライトに行ってもらうスクリプトの実行です。

 

mBlock5により機械学習モデルを作る

↑でも書きましたが、mBlock5で機械学習のイメージまで体験できます。もし、Codey RockyとmBlockを使った子供向けプログラミング教室をやるんでしたら、あらかじめ作られているAI機能を体験した後、実際に自分でAIを作るという応用部分までやると、親のウケはかなり良いと思ったりしますがどうですかねえ。

 

上の動画のように機械学習のトレーニングモードまで行ったら、AIに画像に映っている表情は○○というように学習させ、オリジナルのAIを作ることができます。すごいなこれ。

次回はIoT機能などを見ていきたいと思います。

Codey Rockyで学ぶ大人のロボットプログラミング講座

こちらのサイトでは、プログラミングって?という大人・社会人向けにCodeyRockyを活用したプログラミングWEB講座を連載しました。

第一回:プログラミングとは
第二回:イベントとは
第三回:順次処理とは
第四回:繰り返し処理とは
第五回:条件分岐処理とは
第六回:演算とは
第七回:定義とは
第八回:変数とは

CodeyRockyの特徴1
CodeyRockyの特徴2
CodeyRockyの特徴3