makeblock専用のPC受信用のBluetoothドングルですが、ここ最近ずっと、日本国内では、入手がしずらい状況でした、というか、ロボショップで日本国外販売用版という、微妙な仕様の受信ドングルは販売していました(笑)

 恐らく、日本国内では、ある周波数帯の無線電波を飛ばすために総務省から認証=通称「技適」(工事設計認証)を受ける必要があるのですが、その技適を、makeblock社のbluetoothドングル、これまで取得していなかったから、販売できなかったんじゃないかなという気がしています(笑)。

総務省 電波法 技適マーク画像

総務省HPより 「技適マーク」

 

ですが、ようやく、日本国内でも、「大っぴらに」に手に入るようになりました。MakeblockのDIYパーツ専用の通販サイトやAMAZONで手に入ります。→販売サイトこちら

Makeblock Bluetoothドングル

Makeblock Bluetoothドングル箱外観。しっかり技適マークが箱に記載されていますね。

今回は、このPC送受信用Bluetoothドングルのレビューをします。この記事のタイトルにある通り、このBluetoothドングルは、mBot、Codey Rockyユーザーの不便さを大幅に解消する待望の製品です!

mBotとPC(mBlock3・mBlock5)をBluetooth無線ドングルで接続

 さて、まずは、mBotとPC(mBlock3)のBluetooth接続です。はい、そんなの、PCの内蔵Bluetoothでこれまでも、接続できてたよ!っていう貴方。その通りです。ですが、2019年 2月5日現在のmBotのBluetoothバージョンはv1.1なのですが、mBotについているBluetooth受信モジュールが、2018年の晩夏以降(確実な時期は不明)の購入分から、新しくなって、PCによっては、接続できない事象が出ているようです。

Bluetoothモジュールの外観の違い 実は、私のPC(Bluetooth5.0搭載)も、↑の画像の右側の以前のモジュールでは繋がっていたのに、左側の新しい方のモジュールは、繋がらなくなりました。

 原因は、Bluetoothのバージョンの変更による何かな気がしていますが、その辺はメーカーさんや販売店さんに問い合わせるのが賢明ですね。

 あ、ちなみに、PC(多分Bluetooth4.0内蔵のPC)によっては繋がるようなので、すべてが繋がらないというわけではありません。それと、これは、makeblockや販売店が悪いという話ではなく、やっぱりBluetoothは、バージョンのアップデートによって、こういうことが結構起きる規格だったりします。
 なので、まあ、makeblockじゃなくても起きうる事で、Bluetooth自体の課題な気もします。私も本業で、この辺の苦労をした経験ありましてねえ(笑)

 この辺の接続できない問題を確実に解消する手段が、Makeblock専用のPC送受信Bluetoothドングルです。これなら、基本PCがどのバージョンのBluetoothでもいけると思います。USB Type-Aの差し込み口があればですが(笑)

■mBotとmBlock3の接続

 さてさて、この受信ドングルですが、使い方はいたって簡単です。
1、PCにドングルを挿す
2、mBotの電源を入れる→mBotのBluetoothモジュールがペアリングモードになる
3、受信ドングルのスイッチを押す→受信ドングルがペアリングモード(速い青点滅)になる
4、受信ドングル・mBotのBluetooth受信モジュールが青点滅→青点灯になる→ペアリング成功
5、mBlock3でCOMポートとして接続させる

↑5がミソというか、注目すべき部分です。
まずは、↓の動画をご覧ください。旧Bluetooth受信モジュールのmBotと新Bluetooth受信モジュールのmBot両方で、WindowsPC(Bluetooth5.0内蔵)への接続をさせて、PC側からmBotを操作しています。

 

ここでの注目点は、PC側(mBlock3側)があくまで、COMポートからの接続という認識、つまり、PCにとっては、USBケーブルが挿し込まれているのと同じ認識であるという点です。

そうなんです。という事は、Bluetooth無線でのデータのやり取りなのですが、USBケーブルと同じ機能を持っているという事なのです。

つまり、Bluetooth無線で、mBlockからのプログラムをアップロードすることができるのです!!
これが、このページのタイトルにもある、「待望」の意味です。これまでmBotでプログラミングをする際に、いちいち、USBケーブル使ってアップロードしていた行為をしないで済むのです。これは、かなりメリット大きいです。

↓の動画が、Bluetooth無線で、プログラムをアップロードする様子です。
ちなみに、Bluetooth受信ドングルの仕様として、最後にペアリングしたデバイス(mBotやCodeyRocky)の電源が入ったら、そのデバイスと自動的に接続するようになっています。↓の動画もmBotの電源を入れたら、すぐに接続されています。

 尚、プログラムのアップロードに他にも、これまでUSBケーブルでやっていた以下のこともBluetoothで可能になります。

・ファームウェアをアップグレード
・初期設定に戻す

■mBotとmBlock5の接続

 次は、mBlock5での接続です。実は、mBlock5で、mBotをPC内蔵Bluetoothで接続できるにはできるみたいなんですが、Bluetooth4.0をサポートしているPCであることが必要みたいです。私のPCの内蔵Bluetoothでは繋がりませんでした。(新旧のBluetoothモジュール両方ともNGだった)。多分、私のPCがBluetooth4.0 をサポートしていないからと思われます。

mBlock5_Bluetooth接続

※私のPC(Bluetooth5.0内蔵)では繋がりませんでした(泣)


そこで、Bluetooth送受信ドングルを使ったところ、以下の動画のように簡単に接続できました。
同じように、COMポート接続です。

COM接続なので、当然、mBlock5からのプログラムアップロードも、USBケーブル無しで出来ます。

 mBlock5でも、プログラムのアップロード以外に、以下の2つがBluetoothで可能になります。

・ファームウェアをアップグレード
・初期設定に戻す

但し、mBlock3と違って、以下の画面でファームウェアのバージョンを選ぶ感じです。

mBlock5でmBotのファームウェア更新する画面↑の画面のオンラインファームウェア(06.01.107)がその時の最新版で、下の中国語で書かれている項目(06.01.009)が、mBotの初期設定ファームウェアです(3種類のモードに切り替えるやつ)。

CodeyRockyとPC(mBlock5)をBluetooth無線ドングルで接続

 さて、次は、CodeyRockyのBluetooth無線接続です。実は、2018年12月時点では、Codey Rockyは、Bluetooth無線接続できませんというような事が日本語の説明書に書かれています。ですが、但しMakeblockのBluetooth受信ドングルがあれば接続できるという感じです。

CodeyRockyの箱には、Bluetoothドングル入れるであろう場所があるが、日本版には同梱されていない。多分、同梱されている国のバージョンがあるはず。

ですが、これも、makeblockのBluetooth送受信ドングルを用意すれば、接続可能になります。

こちらの動画が、Bluetooth接続をしている動画です。

そんでもって、こちらの動画が、mBlock5で作ったプログラムをBluetoothでアップロードしている動画です。

 

今回レビューしたmakeblockのBluetooth送受信ドングルですが、最初は、Bluetoothが接続できなというネガティブな事への対処の為に購入したのですが、無線でプログラムをアップロードできるようになるというメリットがある事に気付きました。

これまでと変わらず、PC内蔵のBluetoothでmBotと繋がっていたとしても、
この受信ドングルが無ければ、無線でのmBotプログラムアップロードは出来ません。

Bluetooth無線でmBotにプログラムをアップロード出来たらなあと思っていた人は、
絶対に購入して損はない製品です!

2019年3月19日追記:
Makeblock社の新製品HalocodeもBluetooth内蔵ですが、PC内蔵のBluetoothでは接続できず(そもそもmBlock5 V5.0.1には、その機能が実装されていない)、USBケーブルでの接続になりますが、この受信ドングルがあれば、簡単にBluetooth接続が可能になります。

参考記事:Halocodeの特徴 
参考記事:Halocodeの始め方
参考記事:HalocodeとmBotの連携

尚、このレビューは、以下の環境で行いました。
PC:Windows10 Bluetooth5.0内蔵
mBlock3:Ver3.4.11
mBlock5:Ver5.0.1
2018年6月にアマゾンで新品購入したmBot v1.1 日本語版(旧Bluetoothモジュール搭載)
2018年11月にヤフーショッピングで新品購入したmBot V1.1日本語版(新Bluetoothmモジュール搭載)
2018年9月にアマゾンで購入したCodey Rocky(日本語版)